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能登 (列車) : ミニ英和和英辞書
能登 (列車)[のと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よく, のう]
  1. (adv,n,vs) being skilled in 2. nicely 3. properly 4. well 5. skillfully 6. thoroughly
: [れつ]
 【名詞】 1. queue 2. line 3. row 
列車 : [れっしゃ]
 【名詞】 1. train (ordinary) 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

能登 (列車) : ウィキペディア日本語版
能登 (列車)[のと]

能登(のと)とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)および西日本旅客鉄道(JR西日本)が上野駅 - 金沢駅間で運行する夜行急行列車である。2010年(平成22年)3月13日のダイヤ改正以降は臨時列車となったが、2012年(平成24年)3月以降は列車が設定されていない。
本項では、東京北陸地方を結んでいた優等列車の沿革についても一部記述する。
== 概要 ==
「能登」は、当初東京駅 - 金沢駅間を東海道本線北陸本線米原駅)経由で結ぶ寝台車連結の定期夜行急行列車の愛称であったが、この列車は東海道新幹線の開業とその後の運行体系見直しにより解消された。
1975年3月10日ダイヤ改正において、上野駅 - 金沢駅間を高崎線上越線信越本線・北陸本線経由で運行していた季節夜行急行「北陸1号」が定期寝台特急北陸」に格上げされたのに伴い、定期夜行急行「北陸2号」の愛称が「能登」とされ、上野駅始発・終着の北陸方面定期夜行急行の一列車として運行されるようになった。当時、上野駅を発着する北陸方面夜行優等列車として「北陸」「能登」のほか「越前」(福井駅発着)が運行されていた。
1982年11月15日ダイヤ改正において、上越新幹線の開通に伴い運行経路を上越線経由から信越本線(長野駅)経由に変更したが、1997年10月1日ダイヤ改正では北陸新幹線高崎駅 - 長野駅間の先行開業により信越本線横川駅 - 軽井沢駅間が廃止されたのに伴い再び上越線経由に変更された。「越前」廃止後の一時期には、福井まで定期運行されたことがあった。
1993年3月18日のダイヤ改正以降、定期列車として廃止されるまでは西日本旅客鉄道(JR西日本)金沢総合車両所所属の489系電車が使用されており、2003年9月に特急『雷鳥』から485系ボンネット型車両の運用が終了した後は、151系電車から続く『こだま型車両』を使用する最後の定期列車であった。
定期列車時代の初期は周遊券(「北陸ワイド周遊券」など)で自由席が乗車可能であったことや、同区間の寝台特急「北陸」で内容不十分な面が目立ったことにより、若者を中心とした金沢能登半島方面の旅行者に高い人気で、1978年10月2日ダイヤ改正で「北陸」が14系客車に変更して内容充実化による客の流動を経て「能登」も1982年11月15日ダイヤ改正で14系客車変更による内容充実化で安いまま快適度が向上し、利用客からの好評を博した〔vol.20 ありがとう! 寝台特急「北陸」&急行「能登」 - トレたび 2010年1月21日〕。国鉄民営化の翌年である1988年度において、1日の平均乗客数は233人であった〔「能登」運行中止を検討 - 読売新聞 2011年12月21日〕。
しかし、周遊券の廃止や安価なビジネスホテルの増加、競合交通機関である航空機羽田 - 富山小松)・夜行高速バス・さらに北越急行ほくほく線開業などで速達化した昼行列車(上越新幹線と「はくたか」の乗り継ぎ)などに旅客の転移が進むなどの影響により、後期は低迷が続き〔もうすぐ見納め ボンネット型急行「能登」の雄姿 インターネット・アーカイブ)- イザ!(産経デジタル)2010年2月20日〕、乗車率は平均2割以下(JR西日本広報部発表)であり、1日の平均乗車数は2003年度103人〔、2008年度183人、2009年度66人まで落ち込み〔〔寝台特急「北陸」急行「能登」3月廃止 JRダイヤ改正 - asahi.com(朝日新聞)2009年12月18日〕、車両の老朽化の理由で〔寝台特急「北陸」、急行「能登」廃止へ - JR東日本、2010年3月にダイヤ改正 - マイコミジャーナル 2009年12月18日〕、定期列車の運行は2010年3月13日に終了、同年3月19日からは臨時列車として運行が開始された。また、同区間を運行していた寝台特急「北陸」も2010年3月のダイヤ改正で廃止された。
臨時列車化された後は週末や大型連休に合わせて運行していた〔。2011年は東北地方太平洋沖地震の影響で一時的に運休し、同年4月下旬に再開したが運行本数は減少した〔。そして、2012年3月以降は運行予定が設定されておらず〔〔〔〔、現時点では2月24日が運行最終日となっている〔〔【JR東+JR西】臨時急行〈能登〉冬臨運転終了 - 鉄道ホビダス RM Newsネコ・パブリッシング) 2012年3月1日〕。ただしJR東日本は臨時列車であることを理由に、取り止めたあとでも復活する可能性を示しているため、廃止ではなく運行中止扱いとなっている〔〔たかが臨時されど臨時 - 中日新聞 2012年3月17日〕。
2015年3月14日北陸新幹線金沢開業に伴い、直江津駅 - 金沢駅間の北陸本線が並行在来線としてJR西日本より第三セクター鉄道(えちごトキめき鉄道あいの風とやま鉄道IRいしかわ鉄道)に分離されたため、従来のルートでJR線内だけで当列車を運行することは不可能となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「能登 (列車)」の詳細全文を読む




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